Wings global home 認可外保育施設 Bi.Kindergarten コースの子どもたちの様子をお伝えします！

学びの場としての Summer Festival

前回のブログでは、８月に実施したイベントWings Global Home の夏祭り（Summer Festival）の様子をご紹介しました。

Bi.Kindergarten コースのプログラムは、子どもたちが遊びを通して楽しく学ぶことに主眼を置いています。Summer Festivalもまた、遊びを通じて得られる学習ポイントがたくさんあるイベントの一つです。

今回は、イベントに組み込まれた３つの学習ポイントをご紹介します。

脳の実行機能の発達を促す「ごっこ遊び」

Summer Festivalで子供たちは、お店屋さん（Clerks）とお客さん（Guest）のグループに分かれてアクティビティに参加しました。

お客さん役の子どもたちは、自分で取り組むアクティビティを選びます。”How much is this?” と聞いて自分のお財布からおもちゃのお金を出し、お店屋さんに渡します。

5ドルのアクティビティに対し、お客さんから10ドル札を渡されます。お店屋さん役の子どもたちは、お友達や先生に教えてもらったり、自分で一生けん命考えたりして、お釣りをお客さんに返します。

このように、ルールに従って役割を演じる「ごっこ遊び」は、下記のようなスキルを発達させ、脳の発達を促します。

• ● 目標を立てて計画する
• ● 課題に取り組む
• ● 注意散漫にならず継続する

「自己効力感」を育む

自分がやりたいと思うことを自分で選択し、言葉で表現する、という「自己表現力」も幼児期で育てたい大切な力です。普段は自分の意見を伝えるのがあまり得意ではない子どもでも、やりたい！ほしい！という強い気持ちで、アクティビティを自主的に選ぶことができていました。

こうしたイベントでの「成功体験」の積み重ねにより、「自分ならできる」という自信の素になる「自己効力感」が育まれます。これは、Wings Global Homeで重視している「心の成長」の要素の一つです。

英語表現の引き出しを増やす

突然ですが、日常生活でどのくらいの語数を使っているかご存知でしょうか？

実は、大人が毎日使う言語表現は、実はたった1,000語程度だそうです。

日常生活で使われる言語表現では数に限りがあるため、豊富な言語表現を身に着けるためには、様々な場面を想定してインプットし、実体験を伴わせてアウトプットさせることが必要です。

Summer Festival では、「物を売る」「物を買う」「宣伝する」など、特に幼児の日常生活ではあまり使わない言語表現に触れる機会がありました。こうしたイベントを通じて、様々な場面で使える英語表現の幅が広がっていきます。

Wings Summer Festival の特徴

Wings Summer Festivalの特徴をご紹介します。

活発な異年齢交流

Wings Global Home は認可外保育施設 Bi.Kinder コースのほかに、学童保育としてご利用いただける Elementary コースも併設しています。

年間行事の一部は全コース共通のイベントで、２歳半から１２歳までのお子様が一緒になって参加します。Summer Festivalでも、小学生と未就学児がペアになってアクティビティに参加するなど、活発な異年齢交流がありました。

年上の子どもたちの振る舞いを見て、自分で真似してやってみたり、さらに年下の子に教えてあげたりと、社会性が身につきます。

主体性を育む少人数制のグループ分け

Wings Global Home のカリキュラムは少人数制のプログラムで構成されています。

Summer Festivalのようなイベント時も例外ではありません。６人に１人の先生が配置されているため、子どもの「やりたい！」という気持ちに十分に寄り添い、保育をすることができます。

子ども一人ひとりにしっかり向き合うことができるため、子どもたちも主体性を持ってアクティビティに参加することができます。

アットホームな保育環境

核家族化が進む昨今の日本社会。Wingsに通うご家庭も、兄弟姉妹がたくさんいる子、一人っ子の子、様々なご家族がいます。

私たちは、先生と生徒、クラスメイト同士、という関係ではなく、先生とも友達とも家族のような温かい人間関係を築いてもらうような保育環境を用意しています。日々一緒に暮らす先生や友達と、信頼関係が築けてこそ、上記のような主体性を安心して発揮することができます。

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全力で遊んだ2日間のSummer Festival。

子どもたちの楽しい夏の思い出になったことと思います！