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2023.04.11
【Wingsこそだてゼミ】第12回:幼児教育ってなぜ重要?
こんにちは☺️ Wingsインターン生のNanaです!
これまでこそだてゼミでは、子どもが将来求められる力をテーマに『非認知能力』や『英語力』、その他『運動能力』や『個性』について紹介してきました!
今後のこそだてゼミでは、これらの力をいつ・どうやって伸ばしていくか、具体的な実践内容を紹介しながらみていきたいと思います!
ということで今回のテーマは「幼児教育」です💡
毎日あふれるほどの情報の中で「幼児教育って何?なんで重要なの?」と悩んでいる方は、ぜひこのブログを参考にしてみてみてください!☺️
・ ・ ・
目次
このブログはこんな人に読んでほしい
- これから子育てが始まる方
- 現在2~5歳のお子さんをお持ちの方
- 子どもを幸せにするヒントが欲しい方
- 子どもの幼児教育について知りたい方
- 子育て方法について模索中の方
幼児教育とは?
文部科学省によると、幼児は「小学校就学前の者」を指し、幼児教育は「幼児に対する教育/幼児が生活するすべての場において行われる教育」と定義されています。
つまり、幼児教育は小学校就学前の子どもに対する教育を意味しており、幼稚園・保育所等の教育現場だけでなく,家庭や地域社会における教育と広く捉えられることがわかります。
ではなぜ幼児教育が大切なのか、見ていきましょう!
幼児教育の重要性をといた「ペリー就学前プログラム」
幼児教育の重要性が世界的に注目されるきっかけとなったのは、アメリカで実施された「ペリー就学前プログラム」です。
実験概要
- アメリカで特に貧しく教育が受けられない家庭の3~4歳の58人の子供たちを対象に行われた
- 高い幼児教育のサポートが行われた子供たちを、その地域の一般的な他の子供たちと比較して成果を測った
- その後40年以上にわたってその子供たちがどのように成長したのかを追跡して調べた
サポートを受けた子供たちは毎日2時間半、教室で授業を受けます。さらに週に1度は先生が家庭訪問をし、90分間の指導を行いました。先生は子供たち自身に考えたり協力したりする課題を出し、家でも復習することなどを求めたそうです。このような就学前教育は30週間実施されました。
実験の結果・・・
このプログラムを通じて、質の高い幼児教育を受けた子供たちには、以下のような結果が見られました!(※1)
- 30代になった時のIQが平均より高い
- 学校での出席率や大学進学率が高い
- 成人後の雇用や経済状況が安定している
- 40歳時点での平均収入が比較グループよりも高い
つまり、幼少期に質の良い教育サポートを受けた子供たちは、学業上の成功だけでなく人生における長期的な成果があったことがわかります。
これには数値では測ることができない「非認知能力」という力が関係しています。非認知能力についてもっと知りたい!という方はこちらの記事もぜひご覧ください☆↓↓
ノーベル経済学賞を受賞したジェームズ・J・ヘックマン教授は、「ペリー就学前プログラム」の結果から「5歳までのしつけや環境が人生を決める」と幼児期の教育の重要性を唱いています!(※2)
さらにヘックマン教授の検証によれば、幼児教育が大学や大学卒業後よりもより大きな影響を与えることがわかります。(下記の図参照)
臨界期について
幼児教育における臨界期とは、脳の中で新しいことを覚えたり感じたりする神経回路が盛んに行われるなど、最も感性豊かな時期を指します。(※3)特に、視覚や聴覚などの機能や言語の習得に関わる神経回路が、この時期に集中的につくられます。(※4)
つまり、臨界期とは子供が新しいことをどんどん吸収し学んでいくことができる期間なんです。
例えば、言語能力は0歳〜9歳、運動能力や音楽的知性はは0〜4歳、数学的知性は1歳〜4歳くらいと言われています。(※3)
だからこそ、子供の学習に最も適切だと考えられる期間(=臨界期)に、高い質の教育を行うことが大切なんですね。
では実際の教育現場では、どのような幼児教育がなされているのか、Wings Global Homeでの例を紹介していきます!
Wings Global Homeでの幼児教育
英会話スクールを運営するここWings Global Homeでは、2歳6ヶ月から3歳のお子様対象【プリスクールコース】があります。
オールイングリッシュの環境で、子供達は楽しみながら英語も自立心も学んでいます!
プリスクールコースでは、以下のような特徴があります。
- 自立を促す英語教育
- 身の回りのことが自分でできるようになる英語教育を積極的に採用!
- 集中力が自然と身につく
- 遊びとしての教育プログラム、少人数制、指導スキルなどが組み合わさることでお子様の集中力を育成!
- 早い文字習得
- アルファベットだけでなく簡単な単語を文字でも認識できるようになります。指導はお子様の英語レベルに合わせたマンツーマンレッスン!
まとめ
- 幼児教育とは、小学校就学前の子どもに対する教育のこと
- 「ペリー就学前プログラム」では、幼少期に質の良い教育を受けた子供たちに、学業上の成功だけでなく人生における長期的な成果があった
- 子供の学習に最も適切だと考えられる期間(=臨界期)に、高い質の教育を行うことが重要
- Wings Global Homeでは幼児のための英語カリキュラムがある
参考文献
- (※1)HIGH SCOPE, “Perry Preschool Study”, https://highscope.org/perry-preschool-project/
- (※2)The University of Chicago, “Heckman Study: Preschool Education Can Benefit Generations of Families” https://economics.uchicago.edu/blog/heckman-study-preschool-education-can-benefit-generations-families
- (※3)幼児才能開花教育まいプロジェクト, “第2回 幼児教育における「臨界期」って何?(前編)”, https://www.might-project.com/for-exam/talk/002/index.html
- (※4)脳科学辞典, ”臨界期” https://bsd.neuroinf.jp/wiki/%E8%87%A8%E7%95%8C%E6%9C%9F#:~:text=%E8%87%A8%E7%95%8C%E6%9C%9F%E3%81%A8%E3%81%AF%E3%80%81%E7%A5%9E%E7%B5%8C,%E7%9A%84%E3%81%AB%E5%BD%A2%E6%88%90%E3%81%95%E3%82%8C%E3%82%8B%E3%80%82
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ホームステイスタイルの英語学童/プリスクールです。
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